Mediation Cafe♪を知る
『尊重・協働の対話推進者の人材育成-市民と創る協働対話』
2023年、国立大学法人山形大学の社会共創活動推進プロジェクト「つなぐちから」として、本対話の会の企画が採択された、山形大学医学部総合医学教育センター准教授の中西淑美と申します。対話教育研究所として、協働対話の会を設立しました。
多様な価値観やSDGs、生成AI、感染・震災、世界的な戦禍などの社会環境の変化により、今後の未来の医療においては、共創でポジティブな考え方のできること、多様性を重んじながらも協働意思決定ができる対話能力の人材育成を志向することが、明るい未来につながると思慮いたします。
今後は医療者だけではなく、市民にも、相互理解して地域医療の対話の場面で協働していくことが有用であると考えます。
また、山形でしかできない自然と人の共存・共生のために、対話教育の人材育成は必要と考えております。勿論、対話教育が迅速な解決策ではなく、緊急性はないですが、その必要性・有用性は一石を投じる意義はあると考えます。
協働対話の会、Mediation Cafe♪では、5つの目標を掲げています。
・認識の齟齬や相互理解のための相互の連携の協働対話力(人として尊重する対話推進)
・インフォームド・コンセントにおける患者さんの意思決定を確実なものとするための医療者と患者さん家族
との協働意思決定の対話力(医療現場での対話推進)
・医療での不測の事態、不安不満への関係構築の協働対話力(不安・不信への対話推進)
・地域住民の共助の対話能力(誰でも尊重する、大切な地域での対話推進)
・未来のある子どもたちを支える対話能力(いじめや教育・利自・利他の受容・共感の対話推進)
今後は、市民や先人の医療者たちと共に学ぶべく、本活動の内容を推進するために、社会共創として、尊重・協働の対話推進者の
人材育成市民と創る協働対話の会を発足しました。
キーワード[メディエーション医療対話,相互理解,協働意思決定]
活動内容
対象と開催については、いずれも、山形市民や秋田市民などの東北県民を対象に、
テーマを決めて、webオンラインか会場で、毎回15人以内で対話の会を開催。(年間5回~10回開催予定。)
※参考資料1
copyright:中西淑美(無断複製を禁じます)
※参考資料2